トウモロコシは採りたての甘さが格別な野菜・・・
というのも、収穫した瞬間から糖度が減っていき、栄養分や甘味が急速に失われてしまうからです。
収穫後数時間しかおいしさがもたないトウモロコシですから、ことトウモロコシに限っては収穫した日に食べ切ってしまうのがベストな選択・・
けど、どうしても食べきれないトウモロコシの在庫が出てしまう場合があります。
そんな場合の緊急措置として、トウモロコシを冷凍すると上手に保存することができます。
1.生のまま冷凍保存
生のトウモロコシなら皮を1~2枚つけたままラップに包んで冷凍保存します。
食べる時は凍ったままラップごと加熱します。
自然解凍するとみずっぼくなりがち・・
2.硬めに茹でて冷凍保存
トウモロコシを硬めに茹で上げて冷凍します。
生トウモロコシの冷凍保存より手間がかかりますが、実だけの状態にして保存できるのでかさが小さくなる上に、解凍も手早くできるメリットが・・
おいしく頂けるのは2~3か月程度。
生トウモロコシの保存と同様に食べる時は、凍ったまま加熱します。
<一口メモ>
生での保存はオススメできません。
とたんにしみだしてきます。
2.3日程度なら皮をつけたまま立てた状態で冷蔵庫で保存すると糖度をある程度維持できます。
これがトウモロコシの立った状態・・
市販のトウモロコシでは、流通過程の時間のため、糖度が失われてしまいトウモロコシのおいしさも半減してしまいます。
もぎたてのトウモロコシをすぐ味わえるから、トウモロコシはスーパーで購入するよりも家庭菜園で手作りするのにぴったりの野菜です。
それと生トウモロコシの一番おいしい茹で方を紹介・・
NHKのためしてガッテンによれば、「お湯にトウモロコシを入れないで、水の状態でトウモロコシを入れて加熱し沸騰後3分から5分茹でる」のがもっともおいしいゆで方と紹介していました。
なお、トウモロコシは,胚芽の中にビタミンA、B1、B2、カリウム、鉄分などを含み、食物繊維も豊富で、整腸作用も高い穀物。
お酒飲みの方はビタミンB1不足になりがちなので特に積極的にトウモロコシを食べましょう・・