野菜をおいしく食べる一番の方法は、自分の家庭菜園で野菜を作り収穫したらすぐ胃袋に貯蔵すること・・
新鮮で栄養価も高い状態だからまさに野菜の理想的な保存方法ですね。
しかし、実際にはとても無理な相談なので、収穫したり、購入したり、お裾分け野菜を如何にして上手に保存できるかが大事なテーマです。
野菜を上手に保存するポイントは次の3つです。
1.原産地を知り、温度、湿度など野菜保存に好適な環境を整えること
野菜も動物と同じでそのほとんどが水分でできています。
だから野菜は適度の湿気があることが保存のためには大切ではありますが、かといって過度の湿気は野菜の腐敗の原因にもなります。
どんな環境がその野菜に適しているかを判断するには、その野菜の原産地、種類(果菜・根菜・葉菜など)色々な条件を考慮する必要があります。
2.野菜が育った姿勢・環境のまま保存すること
野菜はその育った姿勢によって立ち型野菜、土付き野菜、ぶらり野菜の3つに分けることができます。
立ち野菜・トウモロコシ
ぶらり野菜・ナス
土つき野菜・ジャガイモ
野菜が育った姿勢・環境を変えてしまうとエネルギーを浪費して鮮度が落ちたり栄養価も減少してしまいます。
3.芯があるものは芯を取って保存する
キャベツなど芯がある芯あり野菜は芯の部分から腐敗しやすいので芯を取って保存するようにしましょう。
また、芯を取り除くことで収穫後の不必要な野菜の成長を止め新鮮さを維持することもできます。