土つき野菜の保存


土つき野菜とは、食べられる部分が地面の下にある野菜のこと・・

根菜と呼ばれる根が肥大したもの・例えばサツマイモなどがほとんどですが、ジャガイモなどのように茎の部分が肥大化するものもあります(根茎)

 土つき野菜は環境が比較的に安定している地下で育つものですから上下感覚は立ち型野菜のように鋭敏ではありません。
だから土つき野菜を保存する場合もなり姿を再現する必要はありません。
土つき野菜の保存で大事なポイントはやはり、保存に適した環境を整えること・・
土の中で育つのが大きな特徴の野菜だから土のそばが大好きです。
いったん掘り出して土の中に埋めておくのが理想的な保存方法。
かえってきれいに洗って保存すると日持ちが悪く腐りやすいので注意が必要です。
家内で保存する場合、土つきのものは土をつけたまま新聞などにくるんで、温度や湿度の安定した冷暗所か冷蔵庫の野菜室に保存するようにしましょう。
スーパーで買ったものなどすでにきれいに洗っている場合、家の中の一番涼しい場所にざるやかごに入れておいておきます。
おがくずがあれば埋めると長く保存できますが、なければ新聞紙に包んで冷暗所におくようにします。
なお、南国原産だからサツマイモ、サトイモは冷蔵庫に入れてしまうと腐ってしまうので注意してください。 

土つき野菜はダイコン、ニンジン、ゴボウ、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモなどたくさんあります。

ところで果物やトマトなど果菜類は動物に食べてもらい子孫を増やす目的で野菜が作り出したアイデア商品・・
しかし、土つき野菜は自分の栄養分のを貯蔵するため目的で作ったもので食べられるのは想定外の事態なのです。
だからかしこい根菜なら動物に食べられないような工夫をしているものもあります・・
例えばじゃがいもは次世代を育む大事な芽にソラニン毒を入れて食べられないように工夫してるのは有名ですがじゃがいも自体にも含まれているのはごぞんじですか?
ごく少量ではありますが・・

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