バジルの保存可否・適否

バジルはやっぱり生バジル・・
摘み立てのバジルの葉をピザやパスタ料理に使うのが一番おいしい使い方ですからバジルは必要分を手で摘み取って収穫するのが基本です。
自家栽培のバジルが採りごろの今、サラダや炒め物にもどんどん使っていきましょう・・
とはいえ、バジル好きの私達にも悩みがあります。
①6月~10月にわたってドンドン収穫できる生バジルですが、そんなに大量に使うものでもないので有り余ってしまいがち
②秋以降開花後のバジルの葉は黄変し出し、硬くなってしまい枯れだしてきますので秋、冬には生バジルが使えないこと・・
そこで、夏場大量に収穫できるバジルの葉を上手に保存して秋、冬に利用できれば一石二鳥です。

 バジルの保存方法には次の方法があります。

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①挿し水保存
バジルの葉は水入りコップなどに漬けておくとフレッシュさを保てます。
少し茎を付けて収穫しておくとコップ挿ししやすく便利です。
長めに保存するときはこまめに水を替えてあげます。
②冷凍保存
バジルの葉をラッピングして冷凍する方法
しかし、あまりに長期にわたると冷凍やけをおこしてしまいます。
色も黒ずみ、風味も著しく損ないますのでお奨めできません。
③乾燥保存
ドライバジルは香辛料として有名です。
しかし、ドライバジルはないよりは使った方がまし・・・
程度の風味しか残っていないので私はあまり使いません。
大量に収穫できたバジルの株ごと冷暗所に吊り下げて乾燥させるとドライバジルが完成します。
④ペースト保存
生の葉バジルをミキサーでペーストにして保存する方法です。
バジル100%ではなかなか攪拌できないので潤滑油的にオリーブオイルを入れたりしますが、生バジルの風味がよく残っており優れた保存方法だと思います。
オリーブオイルを使っていますので油漬け保存効果も期待でき冷蔵庫で1ヶ月程度は保存できます。
⑤ペースト冷凍保存
④のペースト保存はそれだけでも優れた保存方法なのですが、さらに冷凍させるとより長く保存できます。
油漬け保存+塩漬け保存+冷凍保存といったところでしょうか?
家庭の製氷皿で四角く凍らせれば、キューブ型のバジルペーストがドンドン大量生産できます。
表面は酸化して多少黒く変色しますが、中は生バジルの色がそのまま生きています。
そのままゆでたてのバスタに絡めてもいいし、石窯ピザ作りが趣味の私は薄くスライスして生バジルの代わりにトッピングしています。

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