バジルペースト冷凍保存

生バジルの葉っぱの原型は留めませんが、バジルペーストにして冷凍保存するというのがバジルを色、香り、風味の点でベストです。
バジルペースト冷凍保存なら1年程度は問題なく保存できますから、次の年の生バジル収穫までおいしくバジルをいただけることになります。
油漬け保存+塩漬け保存+冷凍保存の3つの矢の賜りものです。
バジルペーストの作り方


 1.材料(200g保存ビン1個分)
バジルの葉・・100g
ニンニク・・2かけ
エクストラバージンオリーブオイル・・3/4カップ
塩・・小さじ1/3
胡椒・・好みで
これが教科書的な材料のレシピです。

 2.作り方
①フードプロセッサにバジルの葉とにんにく、塩コショウ、オリーブオイルを入れペースト状にする。
一回で攪拌してしまうより、三分の一程度攪拌してはまた材料を注ぎ足し、を繰り返すと上手に攪拌できます。
材料の量は目安ですので、バジルの葉がくっついて上手く攪拌できないならオリーブオイルを注ぎ足してみてください。
保存性を高めるなら塩を少し多めにします。
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②製氷皿に入れて冷凍キューブを作る。
①のままで煮沸消毒した保存ビンに入れて冷蔵庫に入れれば1ヶ月程度はおいしく保存できますが、さらに一手間かけて冷凍保存するのがこのページの大事なテーマです。
食べきれないほど大量に収穫したバジルも上手に保存できるし、生のバジルがない冬場でも生のバジルの香りが楽しめて一石二鳥の保存方法なのです。
冷凍したペーストキューブは取り出して保存用ポリ袋に入れてまた次を冷凍して・・を繰り返すと大量生産できます。
食べきれないものは友達におすそ分けしてあげると喜ばれます。

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3.バリエーション
①好みで松の実、煎ピーナッツ、煎クルミを加えると個性的な風味が加味されておいしいです。
しかし、バジルペーストをパスタに絡めて使うと口当たりが悪くなるのでパスタ料理をメインとする方は生バジルの葉100%のほうがいいです。
②バジルの葉はそのままペーストにしますが、そのままペーストにすると葉脈の部分がどうしても残ってしまいます。
パスタ料理に使うときはやはり口当たりが悪くなるので、根気よく葉脈の部分を取り除いてバジルペーストにすると滑らかな良質のペーストになります。
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4.使い方
①キューブを解凍し茹でたてのパスタに絡めるのが定番ですが塩・胡椒で味をととのえておきましょう・・
パルメザンチーズを加えてもおいしくいただけます。
イカリングや茹でたジャガイモの和えごろもにしてもおいしいです。
②ピザ作りが趣味の方はピザには欠かせない生バジルの代用として利用します。
凍ったまま薄くスライスして生葉と同じ要領でトッピングします。
ペーストキューブの表面は酸化して少し変色していますが、スライスした中身はきれいなバジル色のままです。

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