野菜をそのまま冷暗所に保存するのではなく、籾殻(もみがら)やおがくずの中に入れて保存する方法は昔から伝統的な保存方法・・
私のすむ地方でも最近までは、床下の土間に穴を掘り、その中に籾殻(もみがら)を入れてサツマイモを保存していました。
サツマイモは寒さに弱いのでしみやすく、すぐにジュクジュクと腐ってきます。
土中は冬場でも比較的温かいので、サツマイモを土中で保存し、さらに、断熱保温効果の高い籾殻(もみがら)を充満させるという保存方法はとても利にかなった保存方法です。
籾殻(もみがら)は、籾(籾米)の最も外側にある皮の部分。また簡単に籾(もみ)ともいわれます。
籾殻は籾の内身である玄米を保護する役割がありますが腐りにくく断熱保温効果が高いのが特徴です。
なお、サツマイモは泥付きのままで一度泥を乾かしてから保存するとより効果が高くなります。
叉ニンニクも0℃~15℃で芽吹いてきますので、秋から冬場にはスカスカになりつかいものになりませんが、サツマイモと同様に籾殻(もみがら)に入れて保存すると成績が良いようです。
籾殻(もみがら)はおがくずでも代用できます。
また、土中での保存は現代では中々難しいでしょう。
ふた付の発砲スチロールの箱でも十分に代用できます。