しょうがはすりおろして使うことが多いので、すりおろしてから冷凍すると重宝します。 すりおろしたしょうがはサランラップに薄くのばし、ワリバシで1回分になるように縦横に溝をつけて冷凍にします。
板チョコの割り溝をつくる感じです。
すりおろしショウガを使う量だけ割り取って利用でき重宝です。
なお、ショウガを丸ごと冷凍してしまうと手間要らずで便利・・と思いがちです。
しかし、冷凍されたショウガはまるで、丸い氷・・
氷をすりおろす感じとなり、硬すぎてすりおろすのは至難の技です。 無理すると怪我の原因ともなりかねないのでオススメできません。
ついでに、あまったショウガでショウガのせん切り、スライスなども作って冷凍保存しましょう。
これら、板チョコ状のすりショウガやせん切り、スライスしたショウガはサランラップやポリ袋などに密閉して、冷凍保存します。
ただし、14.5度前後で一番香りと独特の辛さをかもし出すショウガ。
冷凍すれば多少香りと辛さが若干落ちてしまうのは覚悟してください。
<一口メモ>
生ショウガに多く含まれるジンゲロール成分・・
このジンゲロールには強い殺菌力があります。
ですから、食中毒の危険が高まる夏・・
青魚の刺身に刺身のつまとしておろしショウガを添えたり、ガリがにぎりずしに添えられるのは利にかなっていることなのです。
また、強力な殺菌作用のほかにも、ジンゲロールには糖・脂肪の吸収抑制作用のほか、タンパク質分解酵素を有することが知られています。
生食するショウガはメタボ予備軍の方には強い味方といえます。
ショウガ薬効
冷え性や風邪の初期症状に効果があるとされる、ショウガの薬効成分。
絞り汁を味噌汁に入れたり、千切りショウガを味噌汁にトッピングしたりすると良いでしょう。
すりおろすと体内でよりよく吸収されます。
また、食べる直前にすりおろせば、薬効の損失がすくないと言われます。
この成分は皮に近いところに多いので、皮の柔らかい新ショウガは皮のまますりおろすのが賢い食べ方です。