ラッキョウはネギ類に属する野菜で乾燥には強い一方過湿にはめっぽう弱い特徴があります。
ラッキョウはネギ類なので、にんにく、タマネギ同様に吊るして乾燥保存できますが、繁殖用以外にはあまり役に立ちません。
やはりラッキョウの上手な保存方法はラッキョウの甘酢漬けでしょう。
ラッキョウの甘酢漬けの作り方
ラッキョウ2000gは上下を切り落とし甘酢がしみやすくします。
ラッキョウの外皮をむいてよく洗い、1粒づつ水けをていねいにふいておきます。
甘酢の作り方
なべに酢5カップ、塩1/2カップ、砂糖3カップ、赤トウガラシ5本を合わせて煮立て、火からおろして冷まします。
保存ビンにラッキョウを入れて、冷ました漬け汁を注ぎます。
1ヵ月後ぐらいから食べられ、2年はじゅうぶん保存できます。
むしろ熟成してあめ色になった2年目以降がおいしくいただけます。
長く保存するコツ
合わせ酢を一度煮立てておくこと
材料が完全に漬け汁にかぶっている状態で保存すること
※酢には食材に爽やかな酸味を加味する効果があります。
夏バテでの食欲不振のときには食欲増進の効果があります。
酢には殺菌効果や防腐効果もあり酢漬け夏場には欠かせない保存方法です。
<一口メモ>
ラッキョウは肥沃な土壌では比較的大きなたまになりがちです。
ラッキョウの甘酢漬けに使うくらいの適度の大きさにするためには球根の分球が必要です。
そのためにはやせた砂地のほうがむいています。
肥沃な土壌だとラッキョウは安心して肥満しますが、やせた土壌だと身の危険を感じて子孫をドンドン残そうとするわけです。