ニンニク酢漬け保存

ニンニクは酢漬けにして上手に保存することができます。
作り方は、酢にニンニクを漬け込むだけ・・
漬け込んだ最初はニンニクが薄い緑色に変化しますが、しばらくたつと黄色に落ち着いてきます。
ニンニクの漬け込み保存には、酢漬けのほか、オイル漬け、しょうゆ漬けなどありますが、ニンニクの酢漬けのメリットは、時間の経過とともに、ニンニク特有の辛味が消えてマイルドな味わいに変化すること。
ただし、取り出したすぐは酢のにおいと酸味が気になるのが欠点・・
だから、サラダのドレッシングとして利用するのが理想的です。
ニンニクの漬け汁とともにサラダなどに加えると程よいすっぱさにニンニク特有のさっぱりとした辛味が加わり一石二鳥です。

0[1].jpg漬けたばかりの酢漬けニンニクです・・
もちろん、酢特有のにおいと酸味は時間がたてば蒸発してくれますし、加熱すると酢の成分自体もとんでいくので香辛料として利用するのに問題はありません。
ニンニクの収穫時期は5月~7月の1年に1回だけです。
新鮮なニンニクが使えない時期には酢漬け保存ニンニクを作って肉料理、パスタなどの香りづけにどんどん使ってください。
<一口メモ>
酢には、さわやかな酸味があります。
しかし、食味としてのすっぱさを与えるだけでなく、殺菌効果や防腐効果があり、冷蔵庫のない昔には酢漬けやピクルスといった保存方法になくてはならない保存料でもありました。
酢の種類には、米酢、穀物酢、果実酢などの種類があります。
米で作られる米酢には独特のこくとうまみがあり、マイルドなすっぱさが持ち味です。。
どんな食材にも向きますが、特にラッキョウなど和風の食材にむいています。
コムギ、トウモロコシなどの穀物で作られる穀物酢はすっきりした酸味で、くせがなくどんな食材にも使えます。
リンゴ酢やワインビネガーなどの果実酢はフルーティな香りが特徴。
マリネやピクルスなどの西洋料理にむいています。

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